BLゲーム 女性向け

【口コミあり】sweet pool リマスター版

sweet pool リマスター版

sweet pool リマスター版のあらすじ

崎山蓉司(さきやまようじ)は、大人しく目立たない学生だった。
周りと比べて特別に何かが違う訳ではない、言うなれば少しだけ人付き合いに不慣れな、ありふれた存在。

だが、ある時を境に、少しずつ蓉司の周囲に変化が起こり始める。

言葉を交わしたことすらなかった同級生、城沼哲雄(しろぬまてつお)。
蓉司は、いつからか、その視線が自分へ向けられていることに気づく。
しかし、相手はその真意を一切読み取らせず、蓉司の意識を侵食し、得体の知れない不安で満たしていく。

また、時を同じくし、蓉司は一つの秘密を持ち始める。
自らの体に起こった異変。
それは、抗いがたい衝動が起こり、望むと望まざるとに関わらず、おぞましい肉塊を産み出すという現象だった。

理解しがたい現象に蓉司はおののく。
答えを得るすべはなく、自分自身が未知の存在になっていく恐怖と絶望の中、蓉司は、自らの運命を導く相手とともにゆっくりと堕ちていく――。

 

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sweet pool リマスター版の内容

 

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sweet pool リマスター版の口コミ

アイコンを見るたびに心が痛むようになるゲーム
今で言えばオメガバースのような設定に近い感じですね。
超人的な力に苦しむ主人公たちが、最良の伴侶を探して生き残りをかけるBL作品です。

一週目クリアのときは正直「なんだこれ…」というとてつもない徒労感のようなものを覚えましたが、
最近二週目をやったら理性-本能EDのMiraclesmay(バイオリンバージョン)で嗚咽するほど号泣。

結末がわかっているからこそ、哲雄と蓉司が心を通わせるシーンが辛くなります。
睦も善弥も姫谷も各々の正義に則って行動しており、
誰も悪くないからこそ相応の報いを受ける蓉司に納得できるのですが、余計に後味が悪いです。
本能EDと理性EDのどちらが良いのかは完全に各人のBL観次第ですね。

ですが、どのEDも考えさせられるものがあり、
一般作品でいえばラジアータストーリーズが近いです。
大団円のハッピーエンドはありませんよ、という点において。

 

異色
とにかく、今までのBLゲームとは全く違う作品。ニトロ+キラルの代表作である「咎狗の血」と比べて、世界観は咎狗の方が暗くはあるが現実世界とは全く違う作品であるのに対し、この作品は誰もが経験している高校生活が舞台なので、よりリアルに主人公達の感情が伝わる気がする。身近に感じることが出来るからこそ、えもいわれぬ恐怖感がこみ上げてくる。
また、単純明快なハッピーエンドがない所も魅力の1つだと思う。メリバ・カニバ・グロ要素があるので、ホラーやスプラッタが苦手な人は難しいかも知れないが、ストーリーが凝っているため、ストーリーだけ追うのも良いかも知れないと感じる。

 

抜けない棘ができた
ボリュームは短めで分岐の数も多すぎず、全ルート回収がそこまでつらくない作品でした。
一切の無駄を省き重要な事柄だけを与えてくる軽快な進みはこのゲームの根本の未知を強く際立たせ、彼らの運命の輝きを鮮烈に印象付けることとなりました。
私は昨年クリアしたのですが、いまだこの世界から抜け出すことができずにいます。
気軽に楽しむもよし、ずっと向き合い続けるもよしな素晴らしい作品だと感じています。
本当に出会えてよかった。大好きです。

 

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