初めての彼女 破格版のあらすじ
「初恋の女の子で、初めて愛し合った女性は、風俗嬢だった」
二十歳の誕生日を三ヶ月後に控えた今でも高木憲秋は未練を引きずっていた。
中学入学式の日から、青春の六年間を費やした初恋を、
大学二年生の今になっても、未だ捨てきれない。
告白も出来ずに離れ離れになってしまってからも、想いを抱き続けてきたが、
あの子がどこにいるのか、いまどうしているのかも分からない。
さすがにもう諦めをつけて、新しい恋を始めなくてはいけないと思いきり、
バイト先の店長 高橋に相談した結果、脱童貞&あの子への想いを断ち切るために風俗デビューを決心する。
思いきって憲秋が風俗に行くと、自分の相手になったのはなんと初恋のあの子だった…
初めての彼女 破格版の内容
初めての彼女 破格版の口コミ
どう評価したものか・・・
NTRは好きなんです。ええ。でもこの作品はNTRで興奮するっていう感情よりも秋乃が可哀想すぎて悲しい感情が勝ってしまう。
寝取られものでここまで感情移入してしまった作品は初めてで、もうどう評価していいやら。NTRものは「それ妻」とか「ガテン系」とかまあいろいろやりましたが、フィクション、嘘ってわかるからいいんです。でもなー、実際お金に困って風俗に働く人は確かにいるわけで、
そこが妙にリアルなせいか感情移入してしまい、途中からただのヒューマンストーリーを見せさせられた感じなり、悲しくって最後の方は「早く終わってくれ」とひたすらスキップしてしまいました。ここまで感情を逆なでされたのでNTRものとして傑作とも取れる作品なのかも知れない。ただプレイ後は後味の悪さが確かにあって素直に喜べない。
追記:感情の整理が出来てきたのでまた書きます。全部で3篇あって主人公篇。秋乃篇。自暴自棄篇。最後の自暴自棄篇がくせ者です。
先の2篇についてはNTRものとして機能していたと思います。が、自暴自棄篇は「もうこれNTRじゃねーだろ!」ってことに気付きました。
これはひたすら秋乃の破滅願望が暴走して自分を死地に追いやるルートです。これが後味の悪さの原因です。
だから2篇までなら自分の許容できる素晴らしい寝取られゲーなのですが、3篇目に突入するとジャンルを飛び越えてただただ悲しい話になるということですね。評価としては「素晴らしい寝取られゲーのような、そうでないような?」
「ハマる人はハマるのでは?でも合わない人は絶対に合わないだろうな・・・」
というどっちつかずの評価になりました。
ここは☆3つかな?と思ったのですが、よくよく考えれば新しいジャンルを開拓しよう!というメーカーのフロンティア精神を感じなくはないので、今後の期待を込めて多めに☆をつけてます。
自分にはまだ早かった
NTRゲーにはじめて手を出したのですが想像以上にキツい展開で心に結構なダメージを負いました。どんなに過程が酷くても最後綺麗に終わるルートがあればと思ったのですが、そんな甘くなかったですね。ストーリーの途中途中で秋乃の心の支えになってくれるようなおばあさんが出てくるのですが、この人がまた良い話をしてくれるんです。終盤でもこのおばあさんが活躍して、あれ?これもしかして良い話で終わるか?と期待したのですがまさかの展開に…とりあえずあのリーマンと秋乃の母親は許さん。あと秋乃の源氏名が本名と同じだったのにはどういう意味があったのか最後まで分からずじまいだったのが消化不良です。キャラに惹かれて買ってみたものの自分には合わないと思い知りました。純愛系のエロゲーマーに戻らせて頂きたく思います。
何とまぁ……
既に書いている方がいらっしゃいますが、寝取られモノを期待して購入したら物凄いヒューマンドラマを見せつけられたという感じでした。完成度は高いと個人的には思います。
ただちょっと、救われると見せかけて残念!そうはいかないよ!みたいな展開が何度も繰り返されてそこは少ししつこいかなと感じました。ヒューマンドラマとかそういうものを望んで購入したわけではないのですが、逆に言うならここまでやったからこその完成度とも言えて……更に言うなら実用性は十分にあり……何とも難しいゲームでした